オルタナは8月19日(18時~19時30分)、オルタナ有料会員組織SBL(サステナブル・ビジネス・リーグ)向けに第8回オルタナハウスを開きます。オルタナハウスは、サステナビリティ領域のホットトピックについて話し合うオンラインコミュニティです。今回のテーマは、政府が導入を検討している「国境炭素税(炭素国境調整措置)」です。

二酸化炭素の排出量に応じて価格を付ける「カーボンプライシング」の導入に向けて、環境省と経産省では検討会を開いています。カーボンプライシングには、「炭素税」「排出量取引」「炭素国境調整措置」「クレジット取引」など様々な種類があり、間口を広げて検討中です。

今回、オルタナハウスで取り扱うテーマは、「国境炭素税(炭素国境調整措置)」です。これは、各国が気候変動対策を進めていく際に、他国の気候変動対策との強度の差異によって起こる競争上の不公平を防止するためのものです。具体的な措置としては、輸入品に対して炭素排出量に応じて負担を求めるか、輸出品に対し負担分の還付を行うかする制度です。

環境省と経産省では、年内に方向性を取りまとめる予定ですが、ポイントは「経済成長に資する脱炭素」を実現できる制度設計です。つまり、経済成長と環境負荷低減の「デカップリング」が求められます。

そこで、今回のオルタナハウスでは環境経済学の権威である諸富 徹・京都大学大学院経済学研究科/地球環境学堂教授を迎え、排出量取引などのカーボンプライシングが経済に与える影響について解説してもらいます。

諸富教授は、著書に『環境税の理論と実際』有斐閣(2000年:NIRA大来政策研究賞、日本地方財政学会佐藤賞、国際公共経済学会賞を受賞)など多数あり、環境省「国内排出量取引制度検討会」委員や経産省「総合資源エネルギー調査会」臨時委員などを歴任しています。

オルタナでは、2020年12月に有料会員制度「SBL(サステナブル・ビジネス・リーグ)」を立ち上げました。SBLは、サステナビリティ経営やSDGs(持続可能な開発目標)、CSRという共通の価値観をともにするビジネスパーソンや大学生によるネットワークです。SBL会員向けにオルタナハウスと題して、交流会を毎月開いています。ご参加お待ちしております。

■ゲスト

諸富 徹(京都大学大学院経済学研究科/地球環境学堂教授)
1968年生まれ。1998年京都大学大学院経済学研究科博士課程修了。2002年京都大学大学院経済学研究科助教授、2008年同大学院経済学研究科准教授を経て、2010年3月から現職。主著に、『環境税の理論と実際』有斐閣(2000年:NIRA大来政策研究賞、日本地方財政学会佐藤賞、国際公共経済学会賞を受賞)など。これまでに、経済産業省「総合資源エネルギー調査会」臨時委員、環境省「国内排出量取引制度検討会」委員などを歴任

第8回オルタナハウス
とき:8月19日(木)18時~19時半
ところ:オンライン(zoomを使います)
参加費:無料(ご参加するにはSBL会員へのご入会が必要です)

参加申し込みはこちら