■パートナーに環境省、政策提言も■

アシックスやアダストリア、伊藤忠商事などファッション産業にかかわる11社は19日、サステナブルファッションを目指した業界団体を立ち上げた。環境省がパブリックパートナーとして参加しており、官民で連携してファッション産業の脱炭素化や水質汚染などの課題に取り組んでいく。(オルタナS編集長=池田 真隆)

このほど立ち上がった団体は、「ジャパンサステナブルファッションアライアンス(JSFA)」。参加企業は、アシックス、アダストリア、伊藤忠商事、倉敷紡績、ゴールドウイン、帝人フロンティア、東レ、豊島、日本環境設計、ユナイテッドアローズ、良品計画の11社。事務局は一般社団法人unistepsと伊藤忠ファッションシステムが務め、パブリックパートナーとして環境省など関係行政機関・団体が参加予定だという。

JSFAは「適量生産・適量購入・循環利用によるファッションロスゼロ」と「2050年カーボンニュートラル」を目標に掲げ、サステナブルなファッション産業への移行を推進することを目指す。

会員企業は定期的に会合を開き、サステナブルファッションに関する知見の共有やファッションロスゼロとカーボンニュートラルに向けた協働、国内外の重要動向などを話し合う。さらに、ファッション産業のサステナビリティ課題の改善に向けて政策提言を環境省などの関係省庁に行う。

現在、会員企業を募集している。JSFAに正会員企業として参加するには、下記の5項目にコミットメントしなければいけない。

1. パリ協定に賛同し、脱炭素型へのビジネスの移行を促進する。(逆行する事業については脱却に努める)
2. 2050年迄のネットゼロ宣言やRE100、EP100, EV100等への参加に努める。
3. サプライヤー・顧客に働きかけ、バリューチェーン全体の透明化に努める。
4. 適量生産・適量購入・循環利用を推進する。
5. アライアンスの一員として、政策関与やサステナブルファッションの協働に賛同・協力する。