■小林光のエコめがね(10)■
論者も参加している産学協働の取り組みに、東大の社会連携部門の一つ「サステイナブル未来社会創造プラットフォーム」がある。この活動歴は2年余だが、どんどんと会員が増えて、14社、1研究組合、1自治体の16組織が参加して闊達な議論を行っている。
この集まりの特徴はいくつかあるが、そうした特徴のうち、最も顕著なものは、企業が、産業団体のしがらみなどを離れて自由に未来社会を構想し、そこへ至る道についての提言を、政策提案も含めて行うという活動目的にある。活動目的のポンチ絵はこれまホームページ内にあるとおりである。