水道いらずの水供給装置、英環境賞候補に

10月17日、英国のウィリアムス王子が推進する、環境問題への対策を促進するための環境賞「アースショット賞」の第1回受賞者が発表された。受賞は逃したものの日本から唯一ファイナリストに選出されたのは、水処理自立制御装置を製造・開発するスタートアップ企業、WOTA(ウォータ、東京・豊島)が開発した「WOTA BOX」だ。生活排水の98%以上を再生して循環利用することで、水道設備への接続なく、水を供給できる装置「可搬型水再生処理プラント」。すでに日本の災害現場で2万人以上が利用した経験を持つ。(寺町幸枝)

水道設備がなくても生活排水を再生して循環利用できる「WOTA BOX」©︎WOTA
teramachi

寺町 幸枝(在外ジャーナリスト協会理事)

ファッション誌のライターとしてキャリアをスタートし、米国在住10年の間に、funtrap名義でファッションビジネスを展開。同時にビジネスやサステナブルブランドなどの取材を重ね、現在は東京を拠点に、ビジネスとカルチャー全般の取材執筆活動を行う。出稿先は、Yahoo!ニュース、オルタナ 、47ニュース、SUUMO Journal他。共同通信特約記者。在外ジャーナリスト協会(Global Press)理事。執筆記事一覧

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キーワード: #SDGs

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