温度上昇「2℃未満」のカギ、SLCPsとは

環境問題の解決に向け貢献をした研究者に贈られる地球環境国際賞「ブループラネット賞」。先日ノーベル物理学賞を受賞された真鍋淑郎博士を皮切りに、世界的に重要な研究を行なってきた方々を顕彰してきました。2021年の受賞者のひとりは、1975年にCFCs(いわゆるフロンガス)による温暖化効果を発見し、CO2以外の温暖化物質の存在を世界に知らせたヴィーラバドラン・ラマナサン教授です。教授は、「この先30年の温度上昇を2℃より抑えるためには、CO2と同時に代替フロン(HFCs)を含む短寿命気候汚染物質SLCPsの排出をゼロにすることが唯一の解決方法」と語ります。(旭硝子財団)

各国が対策を急ぐ代替フロン・HFCs

ヴィーラバドラン・ラマナサン教授
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オルタナ編集部

サステナブル・ビジネス・マガジン「オルタナ」は2007年創刊。重点取材分野は、環境/CSR/サステナビリティ自然エネルギー/第一次産業/ソーシャルイノベーション/エシカル消費などです。サステナ経営検定やサステナビリティ部員塾も主宰しています。

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