プラごみ「一括回収」へ 4月から新法、一部自治体動く

プラスチックごみの削減や資源循環を目指した「プラスチック新法」の施行令および施行期日を定めた政令が14日、閣議決定され、全容が明らかになった。今年4月から施行し、家庭から出るプラごみの一括回収が可能になる。ただ、これまでプラごみを焼却し、熱利用していた自治体も多く、自治体の多くはまだ様子見の段階だ。東京都北区、愛知県豊明市などは来年度から一括回収を開始する。(オルタナ編集委員・栗岡理子)

自治体の分別収集に出されたプラごみ。現在は、容器包装プラのみを集める自治体が大半だが、今後は変わるかもしれない
自治体の分別収集に出されたプラごみ。現在は、容器包装プラのみを集める自治体が大半だが、今後は変わるかもしれない
環境にやさしい暮らしを考える

栗岡 理子(編集委員)

1980年代からごみ問題に関心をもち、活動しています。子育て一段落後、持続可能な暮らしを研究するため、大学院修士課程に進学。2018年3月博士課程修了(経済学)。専門は環境経済学です。執筆記事一覧

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