マルサスもマルクスも超えて「脱資本主義」を考える

斎藤幸平著『人新世の「資本論」』はすでに40万部超のベストセラーになっている。労働組合の「連合」会長が共産党との選挙共闘を拒否するような反共・右傾化の時代に、マルクス主義をテーマにした本がこれだけ売れるのはなぜか。私は①危機感、②挑発、そして③「脱成長コミュニズム」という新マルサス主義とマルクス主義の接ぎ木を指摘したい。(ノルド社会環境研究所代表取締役、NPO法人循環型社会研究会代表・久米谷 弘光)

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オルタナ編集部

サステナブル・ビジネス・マガジン「オルタナ」は2007年創刊。重点取材分野は、環境/CSR/サステナビリティ自然エネルギー/第一次産業/ソーシャルイノベーション/エシカル消費などです。サステナ経営検定やサステナビリティ部員塾も主宰しています。

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キーワード: #SDGs#脱炭素

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