金融庁、「名ばかりESG」是正 年内に指針策定へ

金融庁は、ESG市場の信頼性向上に向けた監督指針を2022年度内に策定する。2025年には世界の運用資産残高に占める「ESG資産」の割合は3分の1に及ぶとされ、急成長を続ける。だが、各国で「名ばかりESG」が相次いでおり、ESGの基準づくりや監督強化が求められていた。(オルタナ総研フェロー=室井孝之)

ESG市場の信頼性を高めるため年内に監督指針を策定する
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室井 孝之 (オルタナ総研フェロー)

42年勤務したアミノ酸・食品メーカーでは、CSR・人事・労務・総務・監査・物流・広報・法人運営などに従事。CSRでは、組織浸透、DJSIなどのESG投資指標や東北復興応援を担当した。2014年、日本食品業界初のダウ・ジョーンズ・ワールド・インデックス選定時にはプロジェクト・リーダーを務めた。2017年12月から現職。オルタナ総研では、サステナビリティ全般のコンサルティングを担当。オルタナ・オンラインへの提稿にも努めている。執筆記事一覧

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キーワード: #ESG投資

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