気候変動問題が深刻化するなか、世界の平均気温の上昇を「1.5度以内」に抑えようと、国際社会は「脱炭素」に向けて舵を切った。企業にとってGHG(温室効果ガス)排出量の削減と情報開示は喫緊の課題だ。だが、何から始めたら良いのか悩む担当者は多い。帳票・文書管理およびデータ活用大手のウイングアーク1stは、BIツール「MotionBoard(モーションボード)」をはじめとした自社製品を使ってGHG排出を「見える化」するプロジェクトを立ち上げた。自らの経験を取引先にも共有しながら、「自社でできる気候変動対策」を提案する。
■手法を模索するなかでたどり着いた、自社BIツールという選択
