記事のポイント
- 放置林などの不採算森林を買い取るサービスが、北関東エリアで始まった
- 買い取った森林には郷土樹種を植えて、生物多様性ある森に再生する
- 脱炭素や自然資本の保全など、サステナブル経営を掲げる企業の関心も高い
植林ベンチャーのグリーンフォレスターズ(東京都千代田区、中井照大郎社長)と、森林保全団体のモア・トゥリーズは9月、不採算森林の買取サービスを始めた。放置林や造林放棄地を1ヘクタール1万円で買い取り、新たに植林を行う。長期的には協賛企業を広げ、生物多様性のある森を再生させる目標も掲げている。(オルタナ副編集長・長濱慎)