リユース容器「Re&Go」来年に本格始動、地域拡大へ

記事のポイント


  1. 電子部品メーカーのNISSHAらがテイクアウト容器のシェアリングサービスを本格始動する
  2. カップを借りるには初回利用時のLINE登録のみで完了
  3. カップの返却率はほぼ100%でシェアリングサービスの普及に期待

電子部品メーカーのNISSHAがNECソリューションイノベータと開発・実証実験を進めてきたテイクアウト容器のシェアリングサービスが、本格始動する。「Re&Go(リーアンドゴー)」という名称で、1年前から都内の店舗で試行していたが、来年3月頃には実証実験を終え、洗浄や輸送の効率化を図りながら正式サービスに向けて展開を進める予定という。サービス対象エリアを順次拡大、2023年には利用可能店舗を200店舗にするのが目標だ。(編集委員・栗岡理子)

「繰り返し使えるRe&Goのステンレス製カップ(NISSHA提供)」
環境にやさしい暮らしを考える

栗岡 理子(編集委員)

1980年代からごみ問題に関心をもち、活動しています。子育て一段落後、持続可能な暮らしを研究するため、大学院修士課程に進学。2018年3月博士課程修了(経済学)。専門は環境経済学です。執筆記事一覧

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