サステナ経営検定テキストから:企業とNPOが協働する意味

*この記事は「サステナ経営検定(サステナブル経営/CSR検定)3級公式テキスト2023年版(2022年11月30日発売)」から抜粋しています。テキストの購入はこちら、サステナ経営検定についてはこちら

第3章:社会や地域と共に働くということ
3-3:企業とNPOが協働する意味とは

最大利益を得ようと利潤を追求する企業と、営利を目的とせず自発的に社会や地域に役立つ活動を行うNPOは本来、相容れないものと思われてきた。しかし、企業、NPOそれぞれ単独では解決できない課題や、新たに提起される複雑な社会や地域の問題に対し、協働することによって、課題解決や社会の発展に寄与できることが分かってきた。

協働は、それぞれの弱みをカバーし、互いの得意分野や専門性を持ち寄ることによって、単なる両者のプラス以上の相乗効果を発揮する。すでに、これまでに企業とNPOによる多くの協働事例が生まれており、優れた企業とNPOの協働を表彰する「日本パートナーシップ大賞」(2002─2017・12回)には、全国から約300の協働事例が寄せられた。

協働で何が得られるか

協働のパターンと社会への影響

*この続きは「サステナ経営検定(サステナブル経営/CSR検定)3級公式テキスト2023年版」に掲載しています。テキストのご購入はこちら

サステナ経営検定

サステナ経営検定

「サステナ経営検定」は、多くの企業や組織が持続可能(サステナブル)になるために、CSRの意義とメリットを広め、実践してもらうこと、また検定合格者が健全で生産性や競争力が高い社会の実現に貢献することを目指しています。「サステナ経営検定」は、1級~4級まであります。1級試験は秋、2~3級試験は春と秋、4級試験は毎月実施しています。

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