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第3章:社会や地域と共に働くということ
3-3:企業とNPOが協働する意味とは
最大利益を得ようと利潤を追求する企業と、営利を目的とせず自発的に社会や地域に役立つ活動を行うNPOは本来、相容れないものと思われてきた。しかし、企業、NPOそれぞれ単独では解決できない課題や、新たに提起される複雑な社会や地域の問題に対し、協働することによって、課題解決や社会の発展に寄与できることが分かってきた。
協働は、それぞれの弱みをカバーし、互いの得意分野や専門性を持ち寄ることによって、単なる両者のプラス以上の相乗効果を発揮する。すでに、これまでに企業とNPOによる多くの協働事例が生まれており、優れた企業とNPOの協働を表彰する「日本パートナーシップ大賞」(2002─2017・12回)には、全国から約300の協働事例が寄せられた。
■協働で何が得られるか
■協働のパターンと社会への影響
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