記事のポイント
- フェムテック市場は約635億円(2021年、前年比107.7%)と伸長
- 一方、多種多様な商品が発売され、玉石混交になっていることも
- フェムテック市場拡大の背景から現状の課題、今後の施策を考えた
ここ最近「フェムテック」を謳う商品が次々と誕生し、市場での注目度も高まっている。女性の健康課題を解決する商品やサービスが登場することは、女性の社会進出を後押しするプラスの要因にもなるだろう。しかし、さまざまな企業から多種多様な商品が発売され、玉石混交になっているのも事実だ。本稿では、フェムテック市場拡大の背景から現状の課題、今後より発展していくために必要なことは何かを考えていく。(伊藤 恵・サステナビリティ・プランナー)