記事のポイント
- 今年の3月で2030年を目標年に持つSDGsは「後半の7年半」に入った
- SDGsに関して2030年までの中期目標を持つ企業はわずか
- 後半の7年半では、企業は具体的にどう行動していくかシビアに問われる
SDGsは日本企業にも広く浸透していき、さまざまなPRが盛んに行われるようになってきた。しかし、多くの企業が具体的な行動や2030年までのゴール設定ができていないことが調査データから明らかになってきた。これまでSDGsはブームのような状態だったが、今後は具体的にどう行動していくかが、シビアに問われるようになっていくだろう。その前の踊り場にいる今、企業はどうしていくべきか。(伊藤 恵・サステナビリティ・プランナー)