記事のポイント
- 日本が支援するインドネシアのチレボン石炭火力で、複数の不正行為
- 現地住民とNGOは、JBICと3メガバンクに資金提供の中止を訴える
- 発電所のうち1基は「早期退役」が決まったものの、先行きは不透明
日本が支援するインドネシアのチレボン石炭火力発電所が、環境NGOなどから批判を集めている。すでに住民無視の建設強行、漁場破壊や健康被害、増収賄など複数の不正行為が明らかになった。5月21日からは6日間の日程で現地住民らが来日し、プロジェクトに資金を提供する国際協力銀行(JBIC)や3メガバンクに撤退を要請した。(オルタナ副編集長・長濱慎)
