記事のポイント
- 鹿児島県で紅藻類カギケノリを使用した温暖化対策事業が立ち上がった
- カギケノリは牛に与えるとゲップのメタンガスを減らせるという
- メタンガスは温室効果がCO2よりも高く、紅藻は磯焼け防止にもなる
山川町漁業協同組合(鹿児島県指宿市)と、藻類の培養技術開発を行うアルヌール(東京・渋谷、星淳行代表取締役)が共同で2022年10月、紅藻類「カギケノリ」を使用した温暖化対策事業を立ちあげた。「カギケノリ」は、牛のゲップに由来するメタンガスの削減や磯焼け防止にも貢献するという。(オルタナ編集部・下村つぐみ)