「牛ふん堆肥の粒状化」で循環型農業を後押し

記事のポイント


  1. 静岡県の企業が「牛ふん堆肥の粒状化」の技術開発に成功した
  2. 重量に伴い、牛ふん堆肥の運搬や散布が難しいという課題を解消した
  3. 畜産農家と耕種農家の両方の要望を満たし、循環型農業を後押しする

堆肥卸売業を行う富士見工業(静岡市)はこのほど、牛ふん堆肥の粒状化に成功した。重量を約25%低減し、運搬を効率的にする。粒状化することで、専用の機械を使わずに散布できるようになった。循環型の農業を後押ししたい考えだ。(オルタナ編集部・下村つぐみ)

粒径2〜8mmの粒状化した牛ふん堆肥
下村 つぐみ(オルタナ編集部)

下村 つぐみ(オルタナ編集部)

1997年兵庫県生まれ。公立鳥取環境大学卒業。大学では環境学部に所属し、循環型社会におけるグループ・ダイナミックスを専攻。大学卒業後、カナダのトロントへ短期留学し、海外と日本の比較からサステナブルの取り組み状況について理解を深める。日本に帰国後の2022年10月、株式会社オルタナ入社。

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キーワード: #生物多様性

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