1時間に東京ドーム約118個分の森林が消失、商社の対策は

記事のポイント


  1. 1時間に東京ドーム約118個分の森林が世界で消失し、危機的な状況にある
  2. 2022年末には生物多様性に関する新たな国際枠組みが採択された
  3. 国際環境NGOが影響力の大きい総合商社の森林保全の取り組みを評価した

2022年12月に開かれた国連生物多様性条約第15回締約国会議(CBT-COP15)で、新たな国際ルール「昆明・モントリオール生物多様性枠組み」が誕生した。背景には、深刻な森林破壊の問題がある。WWF(世界自然保護基金)ジャパン(東京・港)は、調達に影響力がある日本の総合商社に焦点を当て、森林保全の取り組み状況を評価した。その結果、森林破壊ゼロに向けた方針は策定されているものの、マイルストーンの設定やサプライヤーのコミットメントに課題があることが分かった。(オルタナ副編集長=吉田広子)

yoshida

吉田 広子(オルタナ副編集長)

大学卒業後、米国オレゴン大学に1年間留学(ジャーナリズム)。日本に帰国後の2007年10月、株式会社オルタナ入社。2011年~副編集長。執筆記事一覧

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キーワード: #生物多様性

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