認定特定非営利法人日本ファンドレイジング協会はこのほど、ファンドレイザーに関する調査結果を公表した。日本のファンドレイザーが組織の資金調達にどう貢献しているか、ファンドレイザーとしてのキャリアの展望について調べた。
回答者の約半数は非営利組織で働き、約2割が外部支援者として関わっていた。一方、ファンドレイザーとして目指すキャリアイメージに関する質問は、二つに分かれた。
非営利組織に所属してファンドレイジングを実践するファンドレイザーと非営利組織のファンドレイジングに対して外部から支援するファンドレイザーでそれぞれ半数に分かれた。
組織の資金調達状況について、「寄付・会費」「助成金・補助金」「事業収入」の3つの資金調達源についての貢献度に関する質問では、「寄付・会費」が最も貢献していると回答した。