記事のポイント
- サステナ投資はインパクト投資とシステムチェンジ投資に分類できる
- インパクト投資は投資収益を狙い、社会インパクトの実現を目指す
- システムチェンジ投資は、社会や環境の根本的な変革を目指す
「システムチェンジ投資」は、複雑な社会課題に対して、根本的に取り組む投資手法だ。インパクト投資も社会課題の解決を狙う投資手法だが、その違いは、「構造的な解決」を目指すかどうかだ。一方、システムチェンジ投資が根付くには、「短期的なコスト増を許容する」という投資家の意識改革が求められる。(オルタナ総研フェロー=室井孝之)

https://www.ashoka.org/ja-jp/story/4-levels-impact
サステナブルファイナンスは、現代の社会・環境課題に対処し、持続可能な社会を構築するための重要な取り組みだ。「インパクト投資」と「システムチェンジ投資」に分類される。
2023年から「システムチェンジ投資」の研究・開発・実装に取り組む、SIIF(社会変革推進財団・東京・大野修一理事長)はシステムチェンジを「社会・環境といった大きなシステムのなかで、構造的に生まれた複雑な課題の解決を意図して、特定したシステムの機能や構造を変えること」と定義した。
■投資で社会の消費構造を変える
■システムチェンジ、世界で研究進む
■長期視点のアセットオーナーが不可欠に

