環境の大量破壊「エコサイド」が国際法で裁かれる日――下田屋毅の欧州CSR最前線(24)

下田屋毅
サステイナビジョン代表取締役
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在ロンドンCSRコンサルタントの下田屋毅氏

「エコサイド」という言葉を聞いたことがあるだろうか?「エコ」と「ジェノサイド」(大量虐殺)を組み合わせた新語だ。大量虐殺や戦争犯罪と並んで、国連が定める「平和に対する罪」の「第5の犯罪」として定めようという動きが英国を中心に欧州で広がっている。

「エコサイド」は、2010年、環境権保護を訴える国際弁護士であり法廷弁護士であるポリー・ヒギンズ氏が、国連の定める平和に対する罪の5つ目として「エコサイド」を国際法として認定すべきだと公式に提案した。

これが実現すれば、「エコサイド」は、(1)ジェノサイド(大量虐殺) (2)人道に対する罪  (3)戦争犯罪 (4)侵略犯罪に並んで、国際刑事裁判所で処罰される対象となる。

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下田屋毅
サステイナビジョン代表取締役
在ロンドン CSR コンサルタント。大手重工業会社に勤務、工場管理部で人事・総務・教育・安全衛生などに携わる。新規環境ビジネス事業の立上げを経験後、渡英。英国イーストアングリア大学環境科学修士、ランカスター大学MBA。欧州と日本の CSR の懸け橋となるべくCSR コンサルティング会社「Sustainavision Ltd.」をロンドンに設立、代表取締役。ビジネス・ブレークスルー大学講師。

2013年3月22日(金)11:45

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