世界のソーシャルビジネス)ゴミを発生させない「量り売り」店舗

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「国内初のバルク・ショップを旗揚げしたことで、 大海に一石を投じたと感じています。自分の店だけでなく、バルク・ショッピングというテーマが社会的に大きな反響を呼んだことがうれしい」とデラペリエールさん。

当初は情報を集めながら手探りでビジネスプランを練ったが、開店から1年半後の今、運営もようやく軌道に乗った。初年度の売上高は約10万ユーロ(約1300万円)。毎日50人
が来店し、3人の従業員がフルタイムで働く。カフェも併設され、 商店というよりコミュニティの雰囲気だ。

デラペリエールさんは店の運営のほか、自分の経験を生かして講演やコンサルティングも行う。

年に数回開く2日間のワークショップは、仕入れ、関連法規への対応、物流、IT面など店舗運営のノウハウを伝えるもので、毎回定員いっぱいの人気だ。今後は大学や官公庁と共同でプロジェクトを企画し、食品業界や包装業界にも働きかけて、コンセプトを充実させていきたいと話す。

ゴミや不要物を再利用する「リサイクリング」ではなく、ゴミそのものを発生させない「プリサイクリング」が、この店で確かに実践されている。

※この記事は、オルタナ42号(2015年9月30日発売)のsocial business around the worldで連載したものを転載しました。オルタナ42号の詳細は⇒ http://www.alterna.co.jp/16271

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2016年1月18日(月)10:18

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