SDGsを自分事化へ、丸の内プラチナ大学

笹谷秀光
伊藤園 顧問
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持続可能な開発目標(Sustainable Development Goals:SDGs)について、日本で横文字だからと「解読作業」をしている間に出遅れ、世界から置いて行かれて「ガラパゴス化」するリスクがあると筆者は危惧している。SDGsはこれまでの社会的責任に関するルール以上に企業の役割が重視され、世界企業が使いこなしているからだ。これを防ぎ、ビジネスパーソンがSDGsを自分事化する丸の内プラチナ大学の講座が間もなく始まるので、ご紹介したい(伊藤園 顧問=笹谷 秀光)

丸の内プラチナ大学とSDGs

■SDGsの浸透に向けて

SDGsでは先進国もこれを持続可能性の共通言語として使いこなし17目標に早急に取り組む必要がある。社会的課題を解決し持続可能な社会システムを確立する、課題解決先進国への道筋を、三菱総合研究所理事長の小宮山宏氏はプラチナ構想(Platinum Vision)と呼んでいる。

同氏が学長を務める「丸の内プラチナ大学」はその実現に向けた学びの場である。東京都千代田区大手町の「3×3Lab Future」というイノベーションスペースで行われ、ビジネスパーソンを対象に次の8コースが用意されている。

1.逆参勤交代コース (講師:松田智生氏)
2.アグリ・フードビジネスコース(講師:中村正明氏)
3.「繋げる」観光コース(講師:吉田淳一氏)
4.アートフルライフ・デザインコース(講師:臼井清氏)
5.女性起業家支援コース(講師:塚本恭之氏)
6.SDGsビシネス速修コース(講師:笹谷秀光)
7.Social SHIFTテーブルコース(講師:石井綾氏)
8.シリコンバレーチャレンジコース(講師:桝本博之氏)

笹谷は「SDGsビジネス速修コース」を担当する。7月17日の小宮山宏学長の全体講義で開講される。これに続き、笹谷の講座が5回ある(後述)。

幸い、4月末発刊の拙著「経営に生かすSDGs講座}(環境新聞ブックレットシリーズ)も好評を得ている。拙著も敷衍して、筆者のCSR/SDGコンサルタントとしての立場からスピードと実践力を重視して運営したい。

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笹谷秀光
伊藤園 顧問
東京大学法学部卒。1977年農林省入省。2005年環境省大臣官房審議官、2006年農林水産省大臣官房審議官、2007年関東森林管理局長を経て、2008年退官。同年伊藤園入社、2010-2014年取締役、2014-2018年常務執行役員、2018年5月より現職。著書『CSR新時代の競争戦略』日本評論社・2013年)、『協創力が稼ぐ時代』(ウィズワークス社・2015年)。『 経営に生かすSDGs講座』(環境新聞社・2018年)。 笹谷秀光公式サイトー発信型三方よし(https://csrsdg.com/)

2018年7月3日(火)14:52

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