ユーモアでタブー破る 「世界トイレ機構」

■オルタナ本誌59号「世界のソーシャル・ビジネス アジア編 シンガポール」から

シンガポール人のジャック・シムさんは、実業家として成功した後、40歳を機にトイレの伝道師として社会起業家に転じた。今やその活躍はシンガポールを超え、世界が舞台だ。トイレを起点として、主に開発途上国の公衆衛生問題解決の一翼を担い、政治や経済界を巻き込み、社会の変革に挑んでいる。(寺町 幸枝)

本の出版を記念して来日したジャック・シムさん

世界のどこを見ても、トイレや排泄物という話題は、公の場で口にしてはいけないタブーワードと決められてきた。話題にならない問題をどう解決するのか。そう考えたのがジャック・シムさんだった。「世界トイレ機構(WTO)」という名前にも理由がある。

通称で「WTO」と名乗れることで、中傷されるも厭わない危ない橋を渡ったのだ。「とにかく、メディアの話題になることが重要なのです」とは、シムさんの言葉だ。

もう一つの「WTO(世界貿易機構)」から、呼称が原因で一悶着あったとしても、トレイの問題に多くの人の注目が集まるなら、ネガティブな話題で取り上げられてもいいと考えたという。

*この続きは雑誌「オルタナ」59号(第一特集「動物福祉(アニマルウェルフェア)のリスクと機会」、12月17日発売)に掲載しています。

2019年12月25日(水)11:15

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