「学びの格差拡げない」NPOのオンライン支援PR

■学校再開後にどう生かすか

――カタリバオンラインへの参加者は都市部が多いですか。

東京や大阪、名古屋などの都市部が多いですが、北海道や東北、四国など全国から参加があります。海外在住の日本の子どもも、数は少ないですが参加しています。

――今まで届かなかった子どもにも届いている。

その通りです。当初想定していなかったこうした展開は、一つの可能性と感じています。

――今後学校が再開されていくなかで、必要なことは何でしょうか。

再開後も、以前と同じような学校生活は感染防止の観点からも難しい。そのなかで、オンラインで見えてきたポジティブな側面を、学校と連携しながら積極的に生かしていくことが重要です。

例えば国内外の場所を問わず、病気や不登校の子であってもつながれるかもしれない。パソコンの支給など設備面も含め、学校や自治体と連携しながら、カタリバオンラインのサービスをカスタマイズして提供していくような展開も考えています。

■ステークホルダーと共に

――寄付も財源にすることで、幅広い社会課題の解決に向けた事業を展開されています。組織の信頼を高めて活動につなげていくために、どのような点を大事にしていますか。

個人サポーターなどカタリバを継続的に支援して頂いている方々をはじめ、応援者や協力者とつながっていきたい。今回の取り組みでいえば、資金だけでなくパソコンなど機材やプログラムの提供など様々な形があり、企業とも協力できるようアプローチしていければと考えています。

カタリバが大事にしてきたのは、ステークホルダーの皆さんと一緒に課題解決する姿勢です。例えばオンライン事業で自治体や学校と連携するのであれば、改めてどういった子どもにどんなサービスを届けていくのか。同じ立場で議論しながら一緒につくっていくということが、信頼を得て事業を進めていくために重要だと考えています。

 

グッドガバナンス認証:

一般社団法人非営利組織評価センター(JCNE)が、第三者機関の立場からNPOなど非営利組織の信頼性を形に表した組織評価を実施し、認証を行っている。2020年6月現在、全国10都道府県で計19団体が認証を受けている。信頼性を示す指標として、「自立」と「自律」の力が備わっているNPO であること、すなわち「グッドなガバナンス」を維持している組織を認証し、組織の信頼性を担保する。信頼性を見える化することにより、NPO が幅広い支援を継続的に獲得できるよう手助けをする仕組みだ。詳しくはこちらへ。

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2020年6月25日(木)9:00

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