パリ協定締約後、森林破壊を助長する投資は約440兆円に

記事のポイント


  1. 米環境NGOなどが「生物多様性崩壊をもたらす金融業務」を公表した
  2. 森林リスクの高い産品6品目に携わる約300社の商業資金の流れを分析した
  3. 日本には紙とパーム油サプライチェーンでの多くの資金提供を指摘した

米環境NGOがこのほど、「生物多様性崩壊をもたらす金融業務」を公表した。同報告書では森林破壊リスクの高い6品目に携わる約300社の商業資金の流れを分析した。日本のメガバンクに対しては、紙パルプとパーム油のサプライチェーンに約25兆円もの資金提供を行う点を指摘した。(オルタナ編集部・下村つぐみ)

世界の銀行が高リスク林業・農業企業に提供した資金は約441兆円に上った
editor

オルタナ編集部

サステナブル・ビジネス・マガジン「オルタナ」は2007年創刊。重点取材分野は、環境/CSR/サステナビリティ自然エネルギー/第一次産業/ソーシャルイノベーション/エシカル消費などです。サステナ経営検定やサステナビリティ部員塾も主宰しています。

執筆記事一覧
キーワード: #生物多様性

お気に入り登録するにはログインが必要です

ログインすると「マイページ」機能がご利用できます。気になった記事を「お気に入り」登録できます。
Loading..