記事のポイント
- 男女間賃金格差は、男性を100とした場合の女性の賃金を表す
- 米国の男女間賃金格差は2023年第4四半期、史上最小幅の83.8%となった
- 人種・民族別では、アジア系の男女間賃金格差が最も大きかった
米・労働統計局(BLS)は1月18日、2023年第4四半期(2023年10月~12月)の全米給与所得者の賃金動向(週給ベース)を公表した。それによると、男女間賃金格差はこれまでで最も小さい83.8%となった。男女間賃金格差は、男性の賃金を100とした時の女性の賃金を表す。人種・民族別では、アジア系の男女間賃金格差が78.3%と、白人、黒人、ヒスパニック系と比べて最も差が大きかった。(オルタナ副編集長・北村佳代子)