EUが2030年までに陸や海の自然の20%回復を目指す

記事のポイント


  1. EU議会は2月27日、自然再生法案を可決した
  2. 農業従事者への負担増が懸念される中、僅差での可決となった
  3. EUの陸・海域の自然を2030年までに少なくとも20%回復することを目指す

EU議会は2月27日、欧州自然再生法を可決した。欧州自然再生法は、2020年5月に発表された「2030年に向けたEU生物多様性戦略」に基づくもので、2030年までに、EUの陸・海域の自然の少なくとも20%を回復することを目指す。そして2050年までには、回復を必要とするすべての生態系の回復を目標に掲げる。(オルタナ副編集長・北村佳代子)

EU議会は「自然再生法」を可決した
北村(宮子)佳代子(オルタナ副編集長)

北村(宮子)佳代子(オルタナ副編集長)

オルタナ副編集長。アヴニール・ワークス株式会社代表取締役。伊藤忠商事、IIJ、ソニー、ソニーフィナンシャルで、主としてIR・広報を経験後、独立。上場企業のアニュアルレポートや統合報告書などで数多くのトップインタビューを執筆。英国CMI認定サステナビリティ(CSR)プラクティショナー。2023年からオルタナ編集部。

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キーワード: #生物多様性

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