記事のポイント
- 2024年2月の世界の気温は、9か月連続で過去最高記録を更新した
- 過去12か月の平均気温は産業革命前の平均気温から1.56℃上昇した
- パリ協定の1.5℃目標を、日・月単位で上回ることが常態化しつつある
EUの気象情報機関・コペルニクス気候変動サービスは、世界の平均気温が2024年2月、観測史上最も暖かかったことを発表した。2023年6月以来、9か月連続で、月の最高気温記録を更新した。過去12か月間(2023年3月~2024年2月)では、産業革命以前の平均からは1.56℃上回った。パリ協定で掲げる「1.5℃」目標を、月・日単位で超えることが常態化してきている。(オルタナ副編集長・北村佳代子)