ホンダはカナダ オンタリオ州にBEVの包括的バリューチェーン構築に向けた検討を開始した。BEV専用の完成車工場と、遂に乗り出すことになる自社製バッテリー製造のための工場の建設、パートナー企業との合弁によるバッテリーの主要部材の生産体制確立を目指す。完成車工場は年間最大24万台規模、バッテリー工場は年間36GWh規模の生産を想定している。(島下 泰久)
包括的バリューチェーンという言葉には、最終的にはバッテリーのリサイクルまでここで行いたいという意向が含まれている。
BEV周辺には減速ムードが漂っているが、ホンダの青山真二副社長によれば、多少の波はあれど大まかな方向性は変わらないと見ているとのことだ。