キリン、ブランド梨の規格外果実を酎ハイに

オルタナ77号「農業トピックス」49

「浜なし」のロスになる果実を活用

キリンは5月、フードロス削減や農家支援に向けたプロジェクトを発足させた。その第一弾商品として発売したのが「氷結mottainai浜なし」(在庫がなくなり次第販売終了)だ。

同製品は、横浜のブランド梨「浜なし」を使用する。変形や傷、規格外などの理由で廃棄される予定の果実を原料に、2万2000個分のロスを削減する。商品の売り上げ1本につき1円を生産者に寄付することで、農家の収益向上にも貢献する。

キリンはロスになる果実を「モッタイナイ果実」と名付け、今後も全国の果実農家やJA(農業協同組合)とともに、地域特産果実の活用を通した製品開発に取り組む。

ロスになる原料を入手しやすい主力商品の「氷結シリーズ」に使うことで、ユーザーは環境や社会に配慮した製品を身近で購入できる。無理のない消費行動の変容も、プロジェクトの狙いだ。

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オルタナ編集部

サステナブル・ビジネス・マガジン「オルタナ」は2007年創刊。重点取材分野は、環境/CSR/サステナビリティ自然エネルギー/第一次産業/ソーシャルイノベーション/エシカル消費などです。サステナ経営検定やサステナビリティ部員塾も主宰しています。

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