「ご当地キャラ」から学ぶ、地方創生のヒント [笹谷 秀光]

■ いいね!なるほど!またね!

地方はアイデア勝負の時代に入りました。地域活性化に向けて地方自治体が主導する公認キャラクター活用の成功物語は、みんなで地域の良さに「気付き」、連携する仕組みの成功事例です。

ご当地キャラは、仕組み方次第で産官学の関係者が協力できるコミュニティ課題解決へのプラットフォームとなり、みんなで学びながら共有価値が創造されます。成功したキャラから学ぶべき点は多いと思います。

ご当地キャラを分析すると、幅広く「いいね!」という共感を呼んでいます。一方、仕組みが分かると「なるほど!」となります。また継続性が大事なので「またね!」です。
共感「いいね!」、論理「なるほど!」、継続「またね!」が社会的活動の効果を高めるコツです。

◆あわ神・あわ姫のお子様披露の様子(淡路市ウェブサイト)
http://www.city.awaji.lg.jp/site/aitv/awajin-kodomo.html

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笹谷 秀光(CSR/SDGsコンサルタント)

東京大学法学部卒。1977年農林省入省。2005年環境省大臣官房審議官、2006年農林水産省大臣官房審議官、2007年関東森林管理局長を経て、2008年退官。同年~2019年4月伊藤園で、取締役、常務執行役員等を歴任。2020年4月より現職。著書『CSR新時代の競争戦略』日本評論社・2013年)、『協創力が稼ぐ時代』(ウィズワークス社・2015年)。『 経営に生かすSDGs講座』(環境新聞社・2018年)、『Q&A SDGs経営』(日本経済新聞出版社・2019年)。 笹谷秀光公式サイトー発信型三方よし 執筆記事一覧 

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