2万5000社超(※1)が活用を決めたCO2の算定・削減に強みを持つSaaSサービスがある。2019年に創業したスタートアップ「アスエネ(東京・港)」だ。CO2算定ができる競合サービスは増えてきたが、アスエネがシェアトップだ。各社はどのような点に利点を見出すのか。(オルタナ編集部)
※1 アスエネ契約済みグループ導入企業社数及びアスエネESG被評価企業数
アスエネ社は、社名と同名のサービス「アスエネ」を2021年にリリースした。CO2排出量の算定を軸にしたSaaSサービスだが、その機能は多岐にわたる。排出量の削減に向けたコンサルティングサービスにカーボンオフセットの支援、脱炭素関連の国際イニシアティブに準拠した情報開示支援など脱炭素経営を「ワンストップ」で支援する。

アスエネはAPIやCSVから、ERPや会計システムなどのデータ連携が可能だ。支払い情報や請求書データの管理、表計算ソフトの自動仕分け、データ入力を自動化するBPOサービスも提供し、CO2排出量の算定工数を最大で70%削減できるとする。
煩雑なデータ収集・入力業務を自動化するので、CO2排出量算定の正確性も期待できる。さらに、ASUENE AIによってデータを一元管理し、作業時間の削減と人為的なミスを防ぐ。
主に製造業を中心に2万5000社超(※1)がアスエネを導入した。企業はどのようにしてアスエネを選んだのか、また、どう活用しているのか、3社の事例を紹介する。<PR:提供 アスエネ株式会社>
■ニデック、40カ国‧200超の拠点でのデータ収集にも対応
■ロッテ、アスエネでCO2排出量を一次データで算定へ
■メニコン、CFP算定や欧州の情報開示規制「CSRD」への対応も
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