
和歌山県有田川町は、県営の多目的ダムに維持放流量を活用した町営の水力発電所を導入し、平成28年度新エネ大賞の資源エネルギー庁長官賞を受賞した。資源ごみの収集業務を有料化し、業者から得た収益を積み立てるなどして建設費を捻出した。発電した電力は関西電力に売電し、売電益は「有田川エコプロジェクト」の事業や、小中学校の環境教育に充てている。全国に例がない町営の発電所で、先行事例として高く評価された。(オルタナ編集部=松島 香織)
資源ゴミ収集を有料化することができたのは、自治会や住民の意識の高さや長年の取り組みからきている。20年くらい前からごみの衛生面や、収集の効率化が問題になっていたが、平成10年にごみ集積所を完全にステーション化した。扉が閉まるコンテナにし、動物に荒らされたり、雨水に濡れることがなくなり衛生面は改善された。