タイガービール、絶滅危惧種の野生トラを保護支援へ

ラベル上のロゴからトラが消えた、期間限定のタイガービール © Tiger Beer

Sustainablebrands.comから翻訳・転載] 「タイガービール」を国際展開するアジア・パシフィック・ブリュワリーズ社(本社・シンガポール)は5月末、世界に3,890頭しか残っていない野生のトラの保護活動で世界自然保護基金(WWF)を支援すると発表した。向こう6年間にわたり、合計600万米ドル(約6億6,000万円)を寄付する。消費者参加型のキャンペーンとして、デジタルアートとソーシャルメディアを取り入れた活動も行う予定だ。(クローディアー真理)

2010年からWWFが全面協力しているのが、「Tx2」。トラの生息地を抱える13カ国が掲げる目標で、次のトラ年に当たる2022年までに、野生のトラの数を現在の2倍を超える6,000頭以上に増やすというものだ。WWFは世界の有力政治家への働きかけ、密猟からの保護、環境の整備などを進めている。

過去100年間に、密猟と生息地の喪失でトラの数は97%も減少した。食物連鎖の頂点に位置し、生存に広大なエリアを必要とするアンブレラ種であるトラを保護することは、同地域に住む、他の動植物の生態系を守ることでもある。

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オルタナ編集部

サステナブル・ビジネス・マガジン「オルタナ」は2007年創刊。重点取材分野は、環境/CSR/サステナビリティ自然エネルギー/第一次産業/ソーシャルイノベーション/エシカル消費などです。サステナ経営検定やサステナビリティ部員塾も主宰しています。

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キーワード: #CSR

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