人権がトレンドとなる時、映画祭をきっかけに

私たちの日常生活の中で人権とは切り離せない場面が多く存在します。しかし、一つひとつの場面が通過していく中で、心で感じる場面は多く存在しているとは言い難いです。頭で納得しても、心で納得しなければ、何に配慮しなければならないのか気づくのができにくいと思います。実際、私自身もフラッシュバックした後悔を何度か経験しています。

けれど、知らないがために残してしまう傷はあると思います。傷はない方がいいですが、その傷が少しでも浅くなるように、私たちが心で納得できる学びを得られるようにしたいものです。

その機会を提供してくれるのが、映画の中に身を置いてみることだと思います。あいち国際女性映画祭は女性というキーワードでダイバーシティを考えるものですが、それ以外にも人権映画祭、難民映画祭等、さまざまな映画祭が各地で開催されています。

心に引っかかる何かを、ぜひ映画を通じて解きほぐしていただきたいものです。愛知県で開催される「あいち国際女性映画祭」は2017年の9月6日から10日にかけて開催されます。『彼らが本気で編むときは』には上映後、荻上監督とはるな愛さんの2人のゲストが登壇し、9月8日の午後のひと時を盛り上げて下さることでしょう。

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オルタナ編集部

サステナブル・ビジネス・マガジン「オルタナ」は2007年創刊。重点取材分野は、環境/CSR/サステナビリティ自然エネルギー/第一次産業/ソーシャルイノベーション/エシカル消費などです。サステナ経営検定やサステナビリティ部員塾も主宰しています。

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キーワード: #LGBT

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