利他的行動に向き合え
幸福学の第一人者の前野隆司慶応大学大学院教授によると、私たちが幸せになるためには4つの因子があり、そのうちの1つが「つながりと感謝」。誰かにありがとうと言われることだというのだ。
例えばここに1万円があるとする。その1万円で高級フランス料理を食べたときに感じる幸せ感と1万円を寄付したときの幸せ感には違いがあると言われている。刺激的な幸せ感は長続きせず、次に、もっと強い刺激を求めるようになる。利他的な行動をしたときにでる脳内物質は、長続きする幸福感があると言われている。
(鵜尾雅隆=日本ファンドレイジング協会代表理事)
※この続きは、オルタナ55号(全国書店で発売中)掲載のコラム「社会イノベーションとお金の新しい関係」でご覧ください。
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