「いまドイツでは大手4社のスーパーマーケットのうち3社が、バナナの小売価格を下げようとしている。これはもはやスキャンダルだ。価格競争は、特に小規模農家に深刻な影響をもたらし、生活を脅かしている」と国際NGOオックスファム・ドイツのフランク・ブラセル事務局長代理が警鐘を鳴らした。
多くの商品は、商業用生産で環境的・社会的に負のインパクト(外部コスト)を発生させている。系統立てて算出されてこなかったこともあり、まず小売価格に取り込まれてこなかった。最近は、この外部コストを買い手側が自らのビジネスに取り込むことが求められている。
※この続きは、オルタナ56号(全国書店で発売中)掲載の連載「フェアトレードシフト」をご覧ください。
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