徳島県教育委員会・徳島県・消費者庁は12月27日、「エシカル甲子園2019~私たちが創る持続可能な社会~」の本選を開催する。当日は、エシカル消費の学習や推進などの活動に取り組む高校生らが、日ごろの取組みや学習の成果、今後の展望などについて発表する。(オルタナ編集部=多田野 豪)

当大会では、エシカル消費の実践に取り組んでいる高校生らが、日ごろの取組の成果や今後の展望などについて発表する。エシカル消費をさらに普及させることを目的としている。
全国70校から、参加申込みがあり、エシカル消費に関する取組内容を記載した書類による予選審査を経て、ブロック代表校8校、開催県代表校2校、審査委員特別枠校2校、計12校を本戦出場校に選んだ
本選では、最優秀校を含む3校に上位賞を授与するほか、本選出場校に奨励賞を授与する。
当大会が行われる徳島県は、他県に先立ってエシカル消費推進に努めており、今年度中に、県内の全公立高校で、エシカル消費推進する「エシカルクラブ」が設置する。
主催団体の一つである、徳島県教育委員会の、湊 雅邦 学校教育課キャリア・消費者教育担当室長は、「当大会を通じて、エシカル消費推進に向けて、それぞれの地域で取り組んでいる高校生たちが、意思疎通し、今後さらなる活動に励むきっかけにしてもらいたい」と話した。
一般からも、本戦の観覧者を300名ほど募集している。申込みは不要。