仏映画館がネットで合同プレミア上映、1500人参加

申し込むと自宅の近くの映画館のリストが画面に出て、その中から行きたい映画館を選ぶ。初めて申し込む時に郵便番号を記入するので「25時」には申込者が住んでいる自治体が分かるようになっている。

チケットの収益について、「25時」のアルテュール・サンソ氏は、「チケット収入の4割が配給会社に、4割が選んだ映画館に、2割がネット映画館の運営側に行く。ネット配給は環境負荷がかかるので、2割のうちの一部をカーボンオフセットに使っている」と説明する。

「うましフランス」上映の3日後に、2019年カンヌ映画祭で上映され、2020年仏セザール賞の最優秀第一回作品賞と新人女優賞を獲得した「パピチャ」上映会の通知が来た。筆者は「ル・メリエス」を選んだが、上映館は全仏で112館もあり、全部独立系の映画館だった。

「うましフランス」プレミア上映後のネット討論会の画面

上映後、出演女優3人のトークがあった。ネットでのトークには、映画人を招待するための交通費や宿泊代がかからず、何人でも呼べるという利点がある。

5月11日に外出禁止が解除されるが、映画館や劇場は当分閉館が続く。ネット映画館のチケットを買うことで、町の映画館を支援できるのは嬉しいことだ。

yuyamatest3

太郎 会員登録テスト

執筆記事一覧
キーワード: #CSR#SDGs#新型コロナ

お気に入り登録するにはログインが必要です

ログインすると「マイページ」機能がご利用できます。気になった記事を「お気に入り」登録できます。
Loading..