南ア産のソーラーランプ、雇用と電気を生み出す

美しさにもこだわり

ソネングラスの仕組みは至ってシンプルだ。高さ約18センチのガラスのびんのふたの裏側にはソーラーチャージが可能なLEDライトが付いている。季節や天気によって6時間から12時間、太陽光を当てて充電すると、最大12時間連続で点灯することができる。

南アフリカ共和国では、ソネングラスが実用的な照明として役立っている

ガラスは、南アのガラスメーカーのリサイクル品を利用。ワイヤー部分も100%リサイクル品を使用し、部品はフェアで生産過程を透明化しているメーカーから購入しているという。

ノイビッグCEOは写真家でもあり、美しさにもこだわった。ガラスびんに、貝殻などを入れてインテリアとしても楽しむことができる。

ソネングラスは、欧州ではすでに200万個を売り上げた。アート性がありエシカルなソネングラスは、実用的な照明というだけではなく、その美しさから生活の豊かさにつながる。

日本では自社サイトやAmazonで販売しているほか、実店舗での販売も進めていく予定だ。

*雑誌オルタナ51号(2018年9月28日発売)「世界のソーシャルビジネス」から転載

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オルタナ編集部

サステナブル・ビジネス・マガジン「オルタナ」は2007年創刊。重点取材分野は、環境/CSR/サステナビリティ自然エネルギー/第一次産業/ソーシャルイノベーション/エシカル消費などです。サステナ経営検定やサステナビリティ部員塾も主宰しています。

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