廃棄への意識改善 アップサイクルとゼロウェイスト

【連載】多様で健康的なファッションの未来を考える(2)

3R原則という考えが広まり出して20年、未だ廃棄物の問題はどの業界でも課題の一つとされている。廃棄物への意識改革が今後の課題であり、これからの産業の分岐点であると思う。3Rに次ぐ新しい4番目の考えを元に、なぜ、廃棄物問題は根強く残っているのか?を考える。

リデュース(REDUCE)リユーズ(REUSE)リサイクル(RECYCLE)の頭文字をとって3Rという言葉は既に定着しつつあると思う。 近年、そこにリニューワブル(RENEWABLE)という言葉が加わるようになってきた。

unistepが作成したアイコン、左がごみ排出の削減を意味する「ウェイストレス」、右が廃棄物の活用を意味する「アップサイクル」
takemuraio

竹村 伊央 (一般社団法人unisteps共同代表)

1982年名古屋市生まれ。一般社団法人unisteps co-founder / ファッションスタイリスト。高校卒業後渡英し、エシカルファッションムーブメントを作り上げたブランドの1つ、 JUNKY STYLINGに勤務。同時にスタイリストとしてもエシカルを中心としたスタイリングも手がける。 2010年帰国後、2012年にエシカルファッションのPR活動をする団体:ETHICAL FASHION JAPAN(EFJ)を設立。 エシカルの啓発を含めたイベントや講演活動をしながら、2016年よりファッションレボリューションジャパンカントリーコディネーターを務める。【連載】多様で健康的なファッションの未来を考える

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