王様フクロウは両方の羽で地球のかたちをつくりながら、
「地球をつつんでいて、温室のように暖めるガスのことじゃよ。そのガスが増えすぎたと、人間がさわいでいるのを聞いたことがあったぞ」と言いました。

「じゃあそのガスがなければいいの?」と、フクロウ王子は、また首をかしげます。

王様フクロウは、友だちの科学者からもらった辞書をひらいて、こう言いました。

「いやいや、そのガスがないと、地球は1年中、マイナス18℃ぐらいの寒い星になってしまうそうじゃ。人間が真冬に裸でいるのと同じようなものじゃな。でも、ちょっと昔の地球は、ちょうどいい量のガスでつつまれていたから、いろいろな仲間がくらせる、快適な温度の星だったそうじゃよ」

フクロウ王子は辞書をのぞきこみながら、
「そのガスは、なにでできているんだろう」と、王様フクロウに問いかけました。

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