「ゲノム編集トマトに表示義務を」日消連らが署名運動

日本消費者連盟(日消連、東京・新宿)は2月末、ゲノム編集した種苗の表示義務を求める署名運動を開始した。農水省は昨年12月、ゲノム編集したトマトの栽培と流通を許可したが、ゲノム編集作物の安全性に疑問を投げかけた形だ。種苗に表示義務がないので、そうと知らずに農家が栽培し、できた作物を消費者が口にする可能性も高いという。(編集委員・羽生のり子)

有機栽培されたトマト ©Takioka Kentaro
hanyu

羽生 のり子(在パリ編集委員)

1991年から在仏。早稲田大学第一文学部仏文卒。立教大学文学研究科博士課程前期終了。パリ第13大学植物療法大学免状。翻訳業を経て2000年頃から記者業を開始。専門分野は環境問題、エコロジー、食、農業、美術、文化。日本農業新聞元パリ特約通信員、聴こえの雑誌「オーディオインフォ」日本版元編集長。ドイツ発祥のルナヨガ®インストラクター兼教師養成コース担当。共著に「新型コロナ 19氏の意見」(農文協)。執筆記事一覧

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