「絶滅危惧種を守りたい」から始まった社会貢献

ホホジロザメやウーパールーパー、ジャイアントパンダといった絶滅危惧種の動物を守るため、絶滅危惧動物のイラストを描いた缶バッチを販売し、出た利益をWWF(世界自然保護基金)に寄付している小学6年生がいる。京都府京都市在住の吉武諒人(よしたけ りょうと)さんだ。現在は、『絶滅危惧種大図鑑』の制作を進めている吉武さんに、なぜこのような活動を始めたのか、話を聞いた。(三原 菜央=スマイルバトン代表)

1年間に4万種以上の生物が絶滅している

京都府京都市在住の小学6年生の吉武諒人さんは、ホホジロザメやウーパールーパー、ジャイアントパンダといった絶滅危惧種の動物を守るため、絶滅危惧動物のイラストを描いた缶バッチを販売し、出た利益をWWF(世界自然保護基金)に寄付している。缶バッチの制作・販売からスタートし、現在は『絶滅危惧種大図鑑』の制作を進めている。

100ページ超えの超大作には、絶滅危惧種の名前や減少原因、絶滅を防ぐためにできることや、その生物の生態に関する情報が掲載されている。なぜこのような活動を始めたのか。「もともと小さい頃から生き物が好きで、好きな生き物が減っていることを知り、守らないといけないと思いました」。

実際に販売した缶バッチ
mihara

三原 菜央(スマイルバトン)

株式会社スマイルバトン 代表取締役/iU客員教員 1984年岐阜県出身。大学卒業後、8年間専門学校・大学の教員をしながら学校広報に携わる。その後ベンチャー企業を経て、株式会社リクルートライフスタイルにて広報PRや企画職に従事。「先生と子ども、両者の人生を豊かにする」ことをミッションに掲げる『先生の学校』を、2016年9月に立ち上げる。2020年3月にボーダレス・ジャパンに参画し、株式会社スマイルバトンを創業。著書に「自分らしく働く パラレルキャリアのつくり方(秀和システム)」がある。執筆記事一覧

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キーワード: #生物多様性

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