オーガニック食材やワイン、量り売り什器、エコ雑貨などの輸入販売などに取り組む斗々屋(京都市上京区、梅田温子社長)は、日本初のゴミの出ないスーパーマーケット「斗々屋京都本店」を7月31日にグランドオープンする。フードロスをさらに減らすため、18時以降は当日の食材を活かしたゼロウェイスト・レストランを運営する。(山口 勉)

日本初のゴミの出ないスーパーマーケット「斗々屋京都本店」
18時以降は当日の食材を活かしたゼロウェイスト・レストランを運営する

斗々屋は「経済成長=環境負荷」というスパイラルを断ち切り、自然、ひと、経済のバランスの取れた持続可能な豊かな暮らしのため、ゼロウェイストとプラスチックフリーの推進、そしてフードロスを減らすことの実現を目指している。

2年前東京にオープンした量り売り専門店「nue by Totoya」(現・国分寺店)に続き、深めてきた生産者と消費者の繋がりも活かし、京都本店を開くこととなった。

今回オープンする京都本店は、食材と雑貨で1000品目を目指す。通常のスーパーマーケットのように使える店舗にすることが目的だ。店舗の売り場面積も50坪ある。

斗々屋広報担当のノイハウス萌菜さんは「現在斗々屋でまだ扱っていない主な商品が生鮮商品だ。京都店ではキッチン設備も置き、18時以降は当日の食材を活かして、その日ごとにメニューの変わるゼロウェイスト・レストランを運営する。

国産の食材も増え、麺類、お豆腐、納豆、そして醤油やごま油などの調味料なども揃っている。すべて、使い捨ての個包装は一切ない」と語った。

斗々屋直営ではないが、同社が『斗々屋フレンズ』と呼んでいるゼロウェイストな量り売りの店も全国的に増えている。

同社は開業したいと思っている人のサポートとして、2020年夏からは「ゼロから始めるゼロウェイスト・ショップ開業講座」や、店内での研修なども行っているほか、開業した人たちのコミュニティを大切にし、ノウハウを共有できるイベントなども開催している。

斗々屋をモデルケースに、国分寺の小規模店、そして京都の大規模店のゼロウェイストでのビジネスモデルをマニュアル化することで、フランチャイズを広めることも検討しており、個人経営ではなかなか実現できない規模やスピードを持ちながら、循環型社会の実現を目指す。