CSRリレーコラム(22)

■儚く短い命の「ロスフラワー」を日々の暮らしの主役に
「ドライフラワーが日常に溶け込む暮らし」を目指して

企業のCSR担当者によるリレーコラムを始めます。参加するのは、14社のCSR担当者の皆さん。SDGsや脱炭素など、サステナビリティの潮流は高まるばかりです。CSR活動もますます重要になっています。各企業の担当者には、「自社の一押し活動」から日々の悩みなどを書いていただきます。第22弾は日本航空客室乗務員でJALふるさとアンバサダーの吉田美穂さんです。

*CSRリレーコラム参加企業一覧

フジテレビジョン
日本航空
セブンアンドアイホールディングス
リクルート
千代田化工建設
リコージャパン
帝人
ゴールドマンサックス証券
三菱地所
メルカリ
ユーグレナ
パナソニックホールディングス
リクシル
アストラゼネカ

新型コロナウィルスという言葉がこの世に出現し早くも2年が経過しました。誰もがこんなにも長く続くとは考えていなかったと思います。この間私たちは、たくさんの不安や緊張感、様々な制約の中で「我慢」を強いられてきました。

「ドライフラワーが日常に溶け込む暮らし」を目指して

その中、ふとテレビのニュースで飛び込んできたのが「花卉産業への影響」でした。イベントや式典が次々に中止となり、罪のない花たちが「ロスフラワー」となり廃棄されるという現実。そこで、JALふるさとアンバサダー*として何かできることはないかと考えるようになりました。

そんな時に出会ったのが、大分県竹田市でドライフラワーやプリザーブドフラワーの製造をされている「lavifle(らびふる)」でした。

lavifleでは竹田市の生産者様と直接契約を結び、廃棄されるはずの花を仕入れてドライフラワーとして「新たな命」を吹き込み、花が暮らしの中に自然に溶け込む取り組みをされていると知りました。

lavifleが花と真剣に向き合い、ロスフラワーを日々の暮らしの主役に返り咲かせる!というコンセプトに魅了されたため、九州地区JALふるさとアンバサダー3名とともに共同商品開発をスタートさせました。

私たちは花が「四季」や「日本の風情」を表すものとイメージし、日々の暮らしの中に自然と溶け込む存在になること、そしてコロナ禍において少しでも癒しを感じていただきたいという願いを込め、季節をテーマにした4種類のドライフラワー商品を製作しました。

商品開発にあたっては、コロナ禍で対面でのやり取りが思うようにできず、実際に手に取った感覚や色味が分からず苦労しましたが、lavifleと私たちのロスフラワーに対する熱い想いがしっかりと込められた4種類の商品を無事に作り上げることができ、完成品を目にした時はとても感動しました。ぜひ、たくさんの方に手に取ってもらえると嬉しいです。

JALグループでは、SDGs達成に向けESG経営を推進しております。全国で活動を行っているJALふるさとアンバサダーも自然環境に配慮しながら、住み続けられる街づくりを地域の皆さまと共に取組み、地域活性化を図っております。これからもJALふるさとアンバサダーの活動にご注目ください。

*JALふるさとアンバサダーとは、現役の客室乗務員が自身の故郷やゆかりのある地域の活性化のために仕事をしたいという想いを強く持ち、社内公募にて選ばれた20名で構成されており、自身のゆかりのある17地域に移住し、培ってきた知見を活かして地域資源を活用したコンテンツの創出や商品開発など、地域課題に対する企画のご提案などを行います。