ゴールドマン・サックス、子どもの貧困」解決への挑戦

CSRリレーコラム(15)

企業のCSR担当者によるリレーコラムを始めます。参加するのは、12社のCSR担当者の皆さん。SDGsや脱炭素など、サステナビリティの潮流は高まるばかりです。CSR活動もますます重要になっています。各企業の担当者には、「自社の一押し活動」から日々の悩みなどを書いていただきます。第15弾はゴールドマン・サックス証券 コーポレート・エンゲージメント 社会貢献担当の松田知佳子さんです。

*CSRリレーコラム参加企業一覧
フジテレビジョン
リコージャパン
日本航空
セブン&アイ・ホールディングス
リクルート
千代田化工建設
帝人
トヨタ自動車
ゴールドマン・サックス
三菱地所
ミツカン
MS&ADインシュアランスグループホールディングス

ゴールドマン・サックス社会貢献担当の松田です。CSR担当者リレーコラムに参加させていただけることを大変光栄に思っております。どうぞよろしくお願いいたします。

さて、「ゴールドマン・サックス」と聞くと真っ先に連想するのは「投資銀行業務」、「セールス&トレーディング」、「資産運用」等といった言葉かもしれませんが、実は社会貢献活動も積極的に行っています。

海外では社会の一員である個人も企業も、その属する社会全体の持続的な発展に貢献する責任があるという考えが根付いています。我々もグローバルに各拠点における地域コミュニティーのニーズに応える取り組みを戦略的に行っています。中でも、日本で特に力を入れているのが子どもの貧困問題。本日はこの取り組みをご紹介したいと思います。

新型コロナウィルスの感染拡大を機に、子どもの貧困問題に関する報道も増えてきています。日本では7人に1人の子どもが貧困状況にあるという事実をご存じの方も多くいらっしゃるかと思います。

ゴールドマン・サックスは約14年前から数多くの団体と連携し、子どもの貧困対策への支援を行ってきました。子どもへの支援は日本の将来への社会的投資でもあるからです。

しかし多くの関係者の方々の話を聞くにつれ、この問題が大きく複雑であることが分かってきました。より多くの子どもたちに必要な支援を届ける方法はないかと検討していた時に出会ったのがLearning for All (LFA)代表理事の李 炯植(り・ひょんしぎ)さんでした。

李さんは、困難を抱える子どもたちを包括的に支援できるモデル作りをし、それを全国展開していきたい、と大きなビジョンを持っていました。

そんな李さんの志に共感し、ゴールドマン・サックスはLFAの活動を支援することに決めました。早期に支援を必要としている子どもと出会い、繋がり、切れ目なく支援する、ということを目的に、2018年から2020年に掛けてLFAと「地域協働型子ども包括支援」モデルを構築し、国内数拠点で実施しました。

今後は日本全国の子ども支援団体とこのモデルを共有し、活用してもらうことを目指しています。その第一歩として先日、「ゴールドマン・サックス地域協働型子ども包括支援基金」を創設しました。この基金の採択団体は、各地域でLFAのモデルを実践し、団体同士でノウハウをシェアしながら、子どもの支援策のレベルアップを図ってもらうことになります。

ゴールドマン・サックス証券持田昌典社長がLFA運営の居場所を訪問した時の様子

社会を大きく動かすためには様々なステークホルダーとの連携が不可欠です。引き続きコミュニティー・パートナーの皆様と一緒により良い社会の実現に貢献していきたいと思います。