UCCグループ、「農家の生計」を最重要課題に

記事のポイント
①UCCが「農家の生計」をサプライチェーン上の最重要課題に位置付け
②日本のコーヒー大手としては初めて、「画期的な取り組み」と専門家
③生産者の賃金保証を「コスト増」と捉える日本企業は多かった

UCCグループはこのほど、サステナビリティ指針を策定した。日本のコーヒー大手企業としては初めて、サプライチェーン上のマテリアリティ(重要課題)の最重要項目として「農家の方々の生計」を掲げた。(認定NPO法人フェアトレード・ラベル・ジャパン事務局長=潮崎 真惟子)

欧州や米国では生産者の生活賃金が保証されていないことが問題になっている
shiozaki

潮崎 真惟子(認定NPO法人フェアトレード・ラベル・ジャパン事務局長)

デロイト、オウルズコンサルティングにて企業・政府・NPOに対する事業戦略やサステナビリティ分野のコンサルティングや人権デュー・ディリジェンス事業に従事し、2021年より現職。「児童労働白書2020」執筆

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