東京建物がサステナビリティ発信、AIさんをパートナーに

記事のポイント


  1. 東京建物がサステナブルな街づくりの発信強化に向けてプロジェクトをスタート
  2. シンガーソングライターのAIさんをサステナビリティパートナーに任命した
  3. 10月1日で126周年を迎える、野村社長は「人で勝負していく」姿勢を示した

東京建物はこのほど新プロジェクト「DO for Sustainability.with東京建物」をスタートした。サステナブルな街づくりに関する取り組みの発信強化や活動の促進を図る。プロジェクトスタートに合わせて、シンガーソングライターのAIさんをサステナビリティパートナーに任命。今後、イベントなども企画していく予定だ。(オルタナ編集部・萩原 哲郎)

「DO for Sustainability.with東京建物」を発表する東京建物・野村均社長とAIさん

22日に「DO for Sustainability.with東京建物」の公式サイトを公開した。東京建物が取り組んできたサステナブルな街づくりの取り組みを紹介する。ほかにも関連するイベントなどの情報を掲載する。またサイト内ではAIさんが同社CMのために書き下ろした楽曲「BE WITH YOU」とともに、同社の街づくりを表現するコンセプトムービーを視聴できる。

東京建物では2020年、社会課題の解決と企業としての成長を両立させる長期ビジョンに「次世代デベロッパーへ」を掲げた。翌21年には14のマテリアリティを特定して開示した。2029年度の竣工を目指す「渋谷二丁目プロジェクト」、旧本社ビルの建て替えなどが進行する八重洲・日本橋・京橋エリアのまちづくりなどで、マテリアリティに沿った施策を講じる。

野村均社長は10月1日に創業126周年を迎えることについて「社員や仕事に対しての評価があってこそ」としたうえで、今後についても「人で勝負していきたい」と話した。街づくりには地権者やテナント、住民など様々なステークホルダーが絡む。そこから出てくる期待や要望などを調和したうえで、どのようにサステナブルな街づくりを実現していくかが肝となる。

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萩原 哲郎(オルタナ編集部)

2014年から不動産業界専門新聞の記者職に従事。2022年オルタナ編集部に。

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キーワード: #サステナビリティ

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